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CD・ビデオ利用の移り変わり

国際学部 国際社会学科 3年 阿部真弓 

 

1.ビデオ・CDレンタルショップの現状

 レンタルショップのシステムは借りる→聞く→返す→並べるという循環が基本である。その中で顧客情報・在庫情報など様々な情報が管理され、その情報は本社で一括管理される。このシステムはチェーンのレンタル店の多くで利用されている。

 具体的な数値としては、1154店舗・会員数1864万人(T社)、342店舗(G社)などが挙げられる。

 

2.インターネットコンテンツの利用状況

 インターネット上のコンテンツの総データ量は平成10年8月からの3年間で6.7倍になり、急激に増加している。特に、動画ファイルと音声ファイルは、総データ量に占める割合とファイルあたりのデータ量が増加している。

 

3.問題

     著作権の問題

インターネットの普及により、複製が容易なデジタルデータが広範に流通しているため、著作権侵害等の問題が生じてきている。

 ・レンタルショップに与える問題

   インターネット利用者は、インターネット上での高品質なコンテンツを用いたエンターテインメント性の高いサービスに対して大きな期待を持っているので、レンタルビデオやCD程度の価格以下ならば利用したいという意見が多い。ただ、現時点ではコンテンツ不足に対する不満よりも、課金システムに対する不信感や個人情報保護に対する不安感のほうが強い。